池田屋
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お持ち帰り用「ちゃんぽん」の巻


 今から10年以上前…。
 佐賀大学在学中 毎日とはいかないまでも3日に一度のペースで池田屋ちゃんぽんを食べに来てくれていたラクビー部のH田君。H田君は卒業と同時に 地元大阪の会社に就職したのですが数ヶ月が経った頃、H田君より「ちゃんぽんこっちに送ってくれへん?禁断症状やわ~~~。」という一本の電話があったの です。当時の私たちに「ちゃんぽんを送る」という発想などあるわけもなく「でも どうやって???」(悩)
 とりあえず 試しってことで出来立てちゃんぽんをジッパー付食品保存用袋に詰めて冷やしてクール宅急便で送った「お試しちゃんぽん」第一便でし た。H田君はウチのちゃんぽんに関しては、知り尽くしてるのでどんな感想がくるのかと思いきや「いっこも変わらへんで~~~。佐賀で食べてるみたいやった わ~~~♪ また、頼むわ~~~♪」と予想以上の好評価!
 このことがきっかけになり、現在の「ちゃんぽんの通販」に至るわけなのです。
 「クール宅急便お試しちゃんぽん」を最初に食べたH田くん。
 今でも通販を利用してくれたり、ときどき家族で池田屋に立ち寄ってくれます。
 H田君そっくりの2世たちS君とR君兄弟の成長ぶりをみるのも楽しみのひとつなのです☆

 

お持ち帰り用「カレー」の巻


 カレー通販のきっかけは、なんと『BOLT&NUTS』の作者で佐賀在住の漫画家 田中むねよし先生!
 まだ先生が独身のころでした。
 先生が連載されてる車の雑誌【tipo】の発刊10周年記念イベントの会場において、 なんと、ウチのカレーを店頭販売するというものだった。思いがけなく、嬉しくて光栄なご依頼をいただき喜こんでお受けするも…当時提供しているのはお店で食べる「カレーライス」のみでした。
 カレーのルゥだけをパックして大阪と横浜のイベント会場で店頭販売できるように、早急にいい方法を考えなくては…。
 レトルト包装の会社に問い合わせてみたり、缶詰め加工工場に尋ねてみたり…どちらも何千個単位受注の大規模な世界で 量的にも金額的な面でもとても不可能。各工程をひとつひとつ手作業で重ねることにしました。
 市販されてない厚めのポリエチレン袋を苦労して入手。カレー専用シールのデザイン決めやその他 もろもろの準備がやっと完了。2人で300食分のカレー作り、袋詰め、計量、密閉、シール貼り、冷却、梱包、発送まで やっと完了!!!
 その後、会場からありがたいことに完売のご報告と追加の注文までいただけたのです。佐賀の小さなお店のカレーを大阪と横浜の大都市で販売する機会 を作ってくださったむねよし先生や雑誌【tipo】の関係者の方々、イベント会場でカレーを買っていただいた方々に今でも心から感謝しております。
 その後、カレーは常時置くことになり通販だけでなくお店で直接購入が可能になりました。
 むねよし先生著書「BOLT&NUT!」に池田屋が登場するのも光栄ですが、池田屋を訪ねて来て下さる全国の熱いむねPファンの方と交流できることもおおきな喜びとなっています☆